気づけば入社して一つの会社で10年の歳月が過ぎようとしていました。

その頃、私は10年変わらずいた部署から

初めてグループ店の大きなプロジェクトのチームの一人として参加するという、

本意ではない仕事を任されることになりました。

そして翌春に正式に異動になります。

それまでも毎日、ただひたすら時間だけに追われて、

夜中までの仕事の日々が続き、

さらにプロジェクトに関わることで超過勤務と激務の日々が悪化する一方。

真夜中にタクシーを使って30〜40分の帰宅も珍しくありませんでした。

それが30歳前後の頃…のことです。


ある平日の休みの朝、KBCの朝の情報番組で

小石原焼の工房を持つご主人と

裏庭の山菜や野菜畑から採れた野菜などを使って

奥さんが田舎料理を作るというシリーズの放映が

いつもあっていました。


こころが豊かになること…をずっと求めていた私にとって

その放映を見た時、

私がやりたいのはこれかもしれない、と直感的に思ったのです。

そして、これまで仕事一本だった私が

合掌造りの家で畑仕事をし、ゆとりある田舎暮らしに憧れ、

これまでの価値観とは全く違う人生を生きようと思い始めます。

今思えば、息もつく間もなく走り続けている

自分にどこか息切れし始めていたのかもしれません。


そんな中、親友との国内海外旅行だけが

会社生活を続けていく頼みの綱、命綱のようでした。

こころの支えが旅にしかないほど

気持ちが疲弊していたのです。


毎朝、会社に行くと思った瞬間に吐きそうになっていた私。

でもなぜか気持ちは出勤拒否でも

体は自然に会社に向かっています。

会社に行けばそんな思いも言っていられずに

今度は時間に追われながら責任感と義務感と正義感にあふれ、

まるでやる気満々で笑顔いっぱいで、自信あり気のように

見えていたので、誰もこんな私の大きな矛盾など

気づかずにいたようです。


だからこそ、旅に出てリセットする時間がなければ

本当の自分に出会えなかったと思います。

自分を失っていて大病をしていたに違いないと

振り返ってみて思います(それを考えたら恐い!)


ある日、いつものように

親友と休日に大好きな熊本・小国の一泊旅行に出かけます。

うれしいことに携帯電話の電波もつながらないような、

竹林の中にある離れの旅館が目的地です。

毎日倒れ込むほどに働いている分、思う存分、心の贅沢をし、

折れた羽根を延ばす大切な旅です。


そこで私は自分と向き合う衝撃的な出会いをします。

宿泊を終えた朝のことです。

通り道で出会ったのは、古い民家の軒先で

1kgの大量のみかんを品出ししている地元のおばちゃんたちでした。

とてもわきあいあいと楽しそうで

キラキラとイキイキとしたまなざし、そして笑顔…。

その光景が何気なく目に飛び込んで来ました。

そして、疲れ切った私とは対照的に

ふとおばちゃんたちの姿を見てこう思ったのです。

「私は普段からあんなふうに笑っているのだろうか?

本当にこころが笑っているのだろうか?」と。

とてもショックでした。


今、思えばきっと自分のどこかで

そういう思いがあってその時に知らせてくれたに違いありません。

そこから本当の「私の本当の自分探し」の旅が始まります。

来る日も来る日も「本当の自分らしさ」を見つけるために

自問自答の日々がスタートします。


毎日お風呂に入ったまま寝ていても、トイレにいても

何も見つからず頭が真っ白になる日々が続き、

そしてその3年後、そうだ!一生の中でこれだけは

やっておかないと後悔するということは何だろうと思い直し、

そこで出会ったのがアロマテラピーでした。


元々、10年ほど独学でやっていたのですが、

本格的にアロマテラピーを学び始めたのがその頃。

資格制度もあると知り、自信のない自分を

明らかに証明してくれる資格を持つことで

何かが変わる!と思い、始めることに。


アロマテラピーを通して、

そしてその他にも様々な自分探しをしているうちに、

私と同じように自分を探し、変化を求め続ける人たちに

出会うようになります。


アロマテラピーのプロの道を目指したあの頃から、

気づけばもう13年の月日が経ちます。

今の自分の道にたどり着くまでに

私を支えてくれた大切な人たち、

ずっと支え合い、助けてくれた人たち…

そして自らの人生を今も必死に生き抜いている人たち…が

私の周りにはたくさんいます。


普段はとても感謝の気持ちを伝えるのが不器用で照れもあり、

なかなか伝わってないのではないかと思うこともありますが、

本当にありがたい気持ちでいっぱいです。


「輝く人になりたくて〜30代からのスタートライン」で紹介する人たちは、

一般に暮らしている私の友人や知り合いばかりです。

決して著名ではないけれど、皆さんと当り前に毎日を送る人たちです。

著名人ならばそんなふうになるのは難しいだろう、とか

それはこの人だから私にはできるはずがない、と

心のどこかで線を引いてしまいますが、

いつも隣にいる先輩やお姉さん、お兄さんたちのような存在の人たちの

ことなら自分もそうなれるかもしれないって思いませんか?


時代は今、情報がとても複雑化してきていて、

真実を語れない、何をどう選択したらよいのか、

それさえも分かりづらくなっています。

本質を見失い、表面だけを追って行く人たちもいます。

それだけに自分のことが分からなくなるときもあるはずです

迷っている時、今を変えたい、どうしたいんだろうと

目的が見つからないとき…。

ちょっとだけ皆さんより先をゆく、

キラキラと輝く人たちの言葉を参考にしてみてください。

その人なりの人生のストーリーや想いがあって

その中で自分に置き換えられるような

新しい発見もきっとあるはずです。

皆さんの背中を少しでも押してくれることを願って…。


30代からのスタートライン!いよいよはじまりです。
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by MERRYNOTE | 2013-04-24 15:15 | ○私の生き方・働き方

私は10〜20代の頃…。

とてもなりたかった職業がありました。

それは、文を書くという仕事…。

それができれば職業は何でも良かった、というくらい

文字を書いていないと落ち着かないというくらい

書くということに情熱を費やしていました。

とは言っても10代は詩を書いたり、手紙を書いたり、

自分の思いを語る、表現する手段というだけ。

20代になってたまたま出会った雑誌編集や企画という仕事が

文を書くという仕事とリンクするということを知ってその道へ一直線…・。

全くの素人からセミプロの道へ向かい始めました。

20代という人生の土台を作る、まるで第2思春期のような

あの苦しみと素人からプロとして雑誌企画や広告の世界で

一つの技術を習得していくその思いは並大抵のものではなかったと思います。

そして今、40代を迎えてまた同じように

アロマセラピスト、アロマインストラクターとしての道を

歩み始め、まるで2度20代を送っているかのような思いや

悩み、通らねばならない技術職としての日々を送っているように思います。

私の周りの人たちはそんな思いを1度しか、味わっていないだろうと思います。

でもその中で広告業界に精通した人たちの出会い、

アロマテラピーに精通し、共に歩む仲間との出会いがたくさんありました。

つまり、出会いも2倍…。

振り返ってみれば、見渡してみれば

私の知り合いにはこの人すごいな〜、と思える人たちがたくさんいます。

そして、私より後に自分の未来を変えようと

もがき、苦しんでいる人たちもたくさんいてよく相談に来られます。

今、2つの技術職の経歴を持つ私が、私だけができること…を

考えた時、私の周りにいる素敵な人たちをブログで紹介して行きたいと思ったのです。

ちゃんとインタビューして、写真も載せて、一つの記事として

成り立つところまでやって、少しでも世の中の人たちの力になれたら

こんなに嬉しいことはないな〜と。

新しい変わり目といわれる2013年に

私の周りの人たちも変わろう!としている人たちが多くいます。

きっとこのブログに出会った方の中にもそういう方はいらっしゃるでしょう。

私の様々な思いも込めて

ブログのシリーズタイトルを

『輝く人になりたくて〜30代からのスタートライン」とします。

緑がキラキラときらめく季節に、爽やかな思いでスタートします。

アンジェラ・アキの「輝く人」の歌詞にもちょっと影響されたタイトルで〜す045.gif

まずは私のこれまでを紹介です。
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by MERRYNOTE | 2013-04-24 14:39 | ○私の生き方・働き方

シニアライフをこころ豊かに過ごすための40代からの女性の生き方・働き方・暮らし方